田中貴金属工業株式会社 様
“対面式が良いだろう”という先入観が変化
導入前は他の英語研修サービスを用いていましたか?
- 森本様:
- 大手の通学型英会話サービスや、講師派遣型の研修も併用しておりました。その後スタディサプリENGLISH導入前に、オンライン英会話サービスも試みております。
通学型や講師派遣型は導入してみてどうでしたか?
- 森本様:
- 通学型は毎日通うための時間捻出が難しく、実力の上がり幅も目標値に到達しないケースもあり、費用対効果という面で悩ましく感じている部分もございました。
当初は、英語研修や語学学習というのは対面式で行うのがベストという考えが社内にはございまして、新しい学習方法を検討するまでには時間を要しておりました。
そのような中で、対面式研修を続けながらも、同時に「毎日学習できる」ということが英語学習においてより重要なのではないかという考えが徐々に芽生えていきました。
対面式研修を続けていながら、「毎日学習できる」のであれば対面式に拘る必要はない、との考えに変わったきっかけを教えて頂けますか?
- 森本様:
- きっかけは、何か新しいスタイルの英語研修についての企画を考えていた時に、WizWe様よりスタディサプリENGLISHのご提案を頂いたことです。
自分自身も学生時代に英語をどのように勉強してきたかを振り返り、コツコツと毎日のように勉強をすることで成果が出ていたことを思い出しました。
であれば、日頃から習慣的に勉強できることを重視した研修スタイルが良いだろうということで、対面式に拘らずに「スタディサプリENGLISH」について本格的に検討を始めました。
導入規模が小さい時も大きい時も高い成果を出せている
ちなみにそもそも英語研修を実施している背景はどのようなものですか?
- 森本様:
- 背景としては、会社も世の中もあらゆる面でグローバル化が進んでいることです。
必然的に、営業職、事務職、技術職を問わず、英語を利用する頻度が上がってきたことです。
話を戻しまして、対面式が良いだろうという空気感がある中でアプリ学習型での研修に切り替える難しさはありませんでしたか?
- 増子様:
- 確かにありました。今回のスタディサプリENGLISHによるアプリ学習型での研修は、最初は小規模で始め、成果を確認しながら段階的に拡大しています。現在3回目で100名規模となっていますが、1回目と2回目は数十人規模で、ともに期待を大きく上回る成果が確認できて社内で大きな評価を得ることができました。
3回目となりこれまでよりも大きな規模でスタディサプリENGLISHを導入するにあたり、不安や懸念はありましたか?
- 森本様:
- ございました。3回目は既にコロナ禍ということもあり、多くの社員が在宅勤務でそれまとは様々な面で異なる働き方となっている中で、変わらず成果がでるだろうか、上手く管理運用できるだろうか、と不安がありました。
- 椎葉様:
- それに加え、在宅勤務が多い中、英語学習の優先度が高くない方のモチベートに苦労しました。
ただ、研修運営をサポート頂いているWizWeさんから提案されたチーム制での運用などが3回目の100人を超える人数規模でも非常に功を奏しました。
リーダーやトップランナーを立てて学習量の対抗戦を行い、また進捗状況の可視化を行うことで、全体感として士気が高くなり成果につながったと思います。 - 森本様:
- その他にも、保育園からの預け時間の短縮や自粛依頼等がある時期の研修だったので、子育て中のママ達に声掛けをしたり励まし合ったりして、やり方や進捗を共有するのにも効果がありました。
一体感を高めて学習意欲を維持する良いきっかけになったように思います。
他のサービスとも比べて、スタディサプリが最高
eラーニング系のサービスでスタディサプリENGLISH以外の選択肢はありましたか?
- 森本様:
- 実は他のサービスをスタディサプリENGLISHと平行して小規模導入してみました。
他社様のサービスも決してわるくはなかった。ただスタディサプリENGLISHがとにかく最高でした。
特に関先生の講義が本当に分かりやすく、CMで言われるようなまさに「神授業」。
また見たい!と思わせる構成、講義の長さや内容で社会人の学習には適していると思います。
椎葉さんはご自身でもこれまでに、人事の企画側としてではなく、他の英語サービスで学習をされ、スタディサプリENGLISHを実際に使われたということですが、どういったご感想ですか?
- 椎葉様:
- はい、いくつか利用したことがあります。
紙のテキスト冊子を使った学習形式のものや、動画を見てリスニング力を鍛えるようなサービスなどです。
テキストは持ち歩いたり机の上で開いたりしないといけないので、学習を毎日進めるにはハードルが高く、動画をひたすら見てリスニングを鍛えることが中心のサービスは成長していることへの実感が湧きませんでした。
そんな中、スタディサプリENGLISHはスマホで学習できる為、毎日の学習が行いやすく成長実感があるので非常に自分に合っていました。
先日電車で通勤している時に横の会社員の方が関先生の「神授業」を観ていたのを目撃して、
「うんうん、わかる!楽しいよね!」と思っていました。 - 森本様:
- 通勤中などのスキマ時間に面白いから学習が続く、といった受講者の意見は、正に我々企画側の狙い通り。これならいける!と思いました。
管理側の工夫によってさらに大きく実った研修成果
研修中の管理側の仕事はどんなものがありましたか?負担は大きかったですか?
- 森本様:
- 研修開始前に行ったこととして、対象者選抜やグループ分け、各グループへの説明会実施があり、研修終了時には報告資料制作等がございました。
スタディサプリENGLISHを教材として利用すること自体のトラブルはなく、業務負担が増えたといことはほとんど無かったです。
研修成果を出すために行った施策として特に良かったものはなんですか?
- 増子様:
- 月1回の受講者全員と上長への進捗報告と、人事評価の加点要素にTOEIC点数を加えた点です。
受講者のモチベーションを上げること、人事評価に繋げる必要性を理解してもらうことでの効果があったと思います。
受講社員の学習スタイルは実際のところどうでしたか?
- 椎葉様:
- コロナ禍の前は、毎日40分~1時間、通勤時間をメインに学習していました。
スタサプが楽しすぎて一駅前に降りて学習しながら家に帰るという人がいたくらいです。かくいう私もその一人です。
コロナ禍の今は在宅勤務なので、通勤していた時間帯に学習をしている人が私も含めて多いです。 - 森本様:
- 私は、通勤時間に加え、子供の習い事の待ち時間などのスキマ時間に学習しています。
こういった短い空き時間にアプリひとつで簡単に効果的な学習できるのはスタサプだけなので、もうスタサプからは離れられないですね。
スコアはどの程度あがりましたか?
- 椎葉様:
- 大きく上がる人は475点、320点等上がっている人が出てきています。その人たちは特にスタートの点数が低かったわけではないため、大きな成果だと思います。
全体平均では3ヵ月間の学習で54点UPとかなり満足しています。
全体的に、スタディサプリを導入したことについての会社内での評判・評判はいかがですか?
- 増子様:
- 非常に高い評価を頂いています。
私たちの部署は営業職の教育を担当しているのですが、今回の成果で本社全体がこの学習方法に興味を持ち、来期は全社的にスタサプを展開する予定となりました。来月からはスタディサプリENGLISHパーソナルコーチプランも開始します。「スタディサプリによる効率的なグローバル人財育成」と「費用対効果」という観点で大きく評価され、従来に比べて費用は下がり、学習成果はむしろ上がるので、これまでに比べて段違いのメリットとなりました。